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田舎暮らしにおける職業の1つに猟師が挙げられるだろう。
昔は猟師の方をよく見かける事はあっただろうが
最近では少子高齢化と担い手不足で猟師の人口は担い手不足にある。
今回は猟師の方にお話を聞く機会があったので記事にしようと思う。
話を聞いていくうちに自ずと猟師不足の原因が分かってきた。
そもそも猟師がどんな仕事をしているかご存知だろうか。
彼らはシカやイノシシを狩って自然や生態系を守っているのだ。
いやいや、シカやイノシシの野生動物を殺してたら
生態系守ってないやん!!
彼らも立派な生態系の一部や!!
なんて思う人もいるかも知れないが
今、日本の森や山では動物が植物を食い荒らす事が問題になっている。
植物が食い荒らされると生態系に問題が生じるし
一度生態系が変化した森や山を元通りにするのは非常に難しい。
なので彼らは原因であるシカやイノシシを狩るのだ。
他にも農家の方が動物たちに畑を食い荒らされる事を未然に防ぐのも仕事の一種だ。
猟師が近年減少傾向にある。
単純に担い手不足と少子化の影響なんだが、
これにより動物による食害が進んでいるという。
シカやイノシシが山や畑や森を丸坊主にするのだ。
では何故、猟師が減少しているのか。
多分これが1番大きな要因だと思う。
単純に猟師一筋では生活が出来ないのだ。
収入が低いと当然、若者はそんな職業に就きたくないって考えるだろうし
今まだ猟師として生活していた人も辞めていってしまうだろう。
私が話を聞いた猟師の方も農家が本業で
猟師は休みの日にほぼボランティア感覚でやっているそうだ。
それくらい収入は低い。
もし親や知人から猟師を引き継がない場合
つまり全くの新規で猟師をしようと思うと非常にお金がかかる。
具体的には
猟友会の年会費
猟師免許の受験料
猟銃の購入費
カゴ、罠の購入費 等々
ここまで初期費用が大きいと敷居が高くてなかなか猟師になろうとは思えないだろう。
年収が低くて参入コストが高いとなると若者の猟師離れにも納得である。
本気で猟師の減少傾向を改善したいなら政府による介入か
地域おこし協力隊で猟師の枠を設けるしか方法は無いのでは無いだろうか。
猟師の方は頑張っているので
若者として支えたい気持ちはあるが難しいところである。
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