腹筋はお腹の前面にある筋肉で、主に体幹の安定性や姿勢の維持に関係しています。腹筋を鍛えることで、お腹を引き締めたり、シックスパックを作ったりすることができます。腹筋には腹直筋、腹斜筋、腹横筋の3つの部位があり、それぞれに効果的なトレーニング方法があります。
ここでは、自重でできる腹筋の筋トレメニューを5種類紹介します。
クランチ
クランチは腹直筋の上部を鍛える基本的なトレーニングです。腹直筋はシックスパックを形成する筋肉で、お腹をへこませる動作に関与しています。
- 仰向けになり、膝を軽く曲げて足を床につける。
- 両手を頭の後ろに置くか、胸の前で組む。
- 肩甲骨が床から離れるくらいに上半身を丸めて起こす。おへそを見るようにし、首や背中に力を入れないこと。
- お腹に力を入れながらゆっくりと元の位置に戻る。
- 反動を使わないように注意する。
レッグレイズ
レッグレイズは腹直筋の下部を鍛えるトレーニングです。腹直筋の下部はクランチでは負荷がかかりにくい部分なので、別の種目で刺激する必要があります。
- 仰向けになり、両脚を伸ばして床につける。
- 両手は床につけて体を支えるか、頭の下に置く。
- かかとをくっつけたまま両脚を浮かせ、90度になるまで上げる。腰が浮かないようにする。
- 脚をゆっくりと下ろし、床につかないところで止める。
- 腰を反らさないように注意する。
バイシクルクランチ
バイシクルクランチは腹直筋だけでなく、腹斜筋や腹横筋も鍛えることができるトレーニングです。腹斜筋はお腹の横にある筋肉で、体をひねる動作に関与しています。腹横筋はお腹の奥にある筋肉で、お腹を凹ませる動作に関与しています。
- 仰向けになり、膝を曲げて座るように足を上げる。
- 両手を頭の後ろに置く。
- 左肘と右ひざ、右肘と左ひざを交互に近づけるように上半身と下半身をひねる。肘とひざが触れなくても構わない。
- 自転車を漕ぐイメージで脚を動かす。
- 首や背中に力を入れないように注意する。
ニートゥーチェスト
ニートゥーチェストは腹直筋の下部を鍛えるトレーニングです。レッグレイズよりも負荷が軽いので、初心者におすすめです。
- 床に両手をつき、少し後ろに体重をかける。
- 両脚を浮かせ、両ひざを胸に引き寄せる。
- 脚を元に伸ばしていく、床につかないところで止める。
- お腹に力を入れて行う。
ニーレイズ
ニーレイズは腹直筋の下部や腸腰筋などを鍛えるトレーニングです。腸腰筋は腹部と脚の間にある筋肉で、骨盤の安定性や姿勢の維持に関係しています。
- 仰向けになり、両脚を伸ばして床につける。
- 頭を少し持ち上げ、おへそを見るようにする。
- 足を少し浮かせる。
- 両ひざをギリギリまで引き寄せて止めたあとに足を戻す。
- 腰が上がらないように注意する。
以上が腹筋を鍛えるための筋トレメニューです。これらのトレーニングは自重でできるので、自宅や職場でも気軽に行えます。毎日続けることで、お腹を引き締めて理想のボディを目指しましょう。💪
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