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最近話題沸騰中のアオのハコ。
ジャンプでまだ20話しか描いていないのに累計発行部数17万部を突破。
1巻発売前にセンターカラーを貰うなど大人気。
ジャンプには珍しいエロもギャグも無い、純粋な恋愛ものでここまでの勢いを見せた作品は前代未聞だろう。
今回はそんな人気絶頂中のアオのハコについて徹底解説する。
ジャンプ公式によるとあらすじは
中高一貫スポーツ強豪校、栄明学園。
男子バドミントン部・猪股大喜は、朝練の体育館で毎朝二人になる、一つ上の女バスの先輩・鹿野千夏に恋をする。
そんなある日、進級を迎える春に二人の距離が一変しーー
青さが胸を衝く、青春部活ラブストーリー、開幕!!
と書いてある。
補足すると主人公の猪股大喜とヒロインの鹿野千夏はヒョンな事から同居することになる。
同じ同居人になればお互いに意識してしまい・・・?
かと思えば猪股大喜の同級生の女の子も主人公の事を好きな素振りを見せ・・・?
ザックリ言うとこんな感じ。
私の文才では面白さが伝わらないので是非作品を見て欲しい。
やはりアオのハコはその透き通った絵が特徴的。
恋愛ものは絵が大事なのでそこはシッカリと抑えてきた印象。
例えるならハイキューはサロンパスの匂いがするがアオのハコはシーブリーズの匂いがする。と表現できる。
この人の画風は青春物にはピッタリだ。
アオのハコでは全員が普通の高校生の心情、態度、行動をするので自分が高校生の頃に帰ったような気持ちで読めるし、キャラに感情移入出来る。
感情移入出来るということは応援されやすいのでそこにも人気の理由はありそう。
恋愛漫画でよくあるのが主人公の男の子にしかスポットが当たらない事。
アオのハコでは主人公、ヒロイン、負けヒロインの心情やストーリーが同時進行で描かれているので
見る人によって主人公を決めれる。
またキャラクターの視点を変えることで違った解釈も出来るので二度美味しい。
私事だがアクタージュという作品が凄い好きで最終話が載っている前後のジャンプは残しておいたのだが
なんとその中にたまたまアオのハコの読み切りが掲載されていたのだ!
作品名も絵柄も変わっておらず登場人物も変わっていない。
強いて言うなら主人公が連載だとバトミントンをしているのに対し、読み切りではバスケをしている事くらい。
作者の三浦先生がバトミントンが好きなので連載に当たって自分の好きなスポーツを取り入れたらどうかとアドバイスを受けたのだろう。
読み切りは一話完結なので見開きで2人がキスをして鹿野千夏が「凍らせたポカリの溶けはじめの味がする。」と照れながら言って終わる。
個人的には連載でもこのセリフは言って欲しい。
作者、三浦糀さんは1995年生まれの26歳女性。
18 歳の時に週間少年マガジン新人漫画賞、佳作を受賞。
20歳の時にマンガボックスで卓球がテーマの「青空ラバー」を連載するも1年ほどで終了。
23歳のときにはラブコメディの「先生、好きです」を少年マガジンで掲載、全33話で完結。
25歳の時にジャンプの読み切りで掲載された「アオのハコ」で大人気を獲得し、
26際の時に読み切りから一年足らずの異例の速さで本誌連載を迎え、今に至る。
アオのハコは学園モノでインターハイが目標だったりするので物語の中でも時間は進む。
「背筋をピンと」のように人気だがパッと終わらせるか、グダグダ続けるかで名作にも駄作にも成り得る。
「ニセコイ」みたいに最後は炎上せずにジャンプに伝説を残して終わりを迎えて欲しい。
とはいえここまでの純愛の漫画はジャンプでは無かったので期待が大きい所ではある。
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