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コスパで有名なXiaomiが日本向けにタブレットを出してきた。
XiaomiがRedmi Note 9Sで日本のスマホ業界に殴り込みをかけてきたのは1年前で記憶に新しい人もいるだろう。
Redmi Note 9Sは今も現役でバリバリ使えるコスパ最強スマホなんだけど
今回発売されるタブレット、Xiaomi Pad 5の真価はどうか。
タブレット界の重鎮であるiPadと比較していく。
この記事を読めばあなたがXiaomi Pad 5、iPad第9世代どちらを買えば良いか分かるだろう。
Xiaomi Pad 5のライバルになるであろうiPadは値段が近くコスパ最強と謳われるiPad第9世代になるであろう。
ここで簡単ではあるが2つの機種のスペックを表にまとめる。
Xiaomi Pad 5 | iPad第9世代 | |
ディスプレイ | 11インチ | 10,2インチ |
リフレッシュレート | 120Hz | 60Hz |
解像度 | 2560×1600 | 2160 x 1620 |
CPU | Snapdragon860 | A13 Bionic |
メモリ | 6 | |
ストレージ | 128/256 | |
バッテリー | 8720mAh | |
認証 | 顔 | 指紋 |
重さ | 511g | 487g |
サイズ | 166.2 x 254.6 x 6.85mm | 174.1×250.6×7.5mm |
外部カメラ | 1,300万画素 | 800万画素 |
内部カメラ | 800万画素 | 1,200万画素 |
価格 | 43,780円 | 39,800円 |
重さや解像度、大きさに微妙な差はあるけどそれは誤差の範囲。
容量もタブレットならiPadの64GBもあれば十分だし、
強いて言えばXiaomi Pad 5のセキュリティはXiaomiスマホのように電源ボタンに指紋認証を搭載して欲しかった所。
具体的な差はリフレッシュレートが倍違うのとその4,000円の価格差だろう。
リフレッシュレートとは1秒間に画面が「何回」書き換わるかの事。
Xiaomi Pad 5は120Hzなので1秒間に「120回」画面が書き換わり
iPad第9世代は60Hzなので1秒間に「60回」画面が書き換わる。
数字が大きい方が、つまりXiaomi Pad 5の方が画面がヌルヌル動く。
さて、本題のリフレッシュレートに4,000円を払い価値があるのか、の答えだが
私個人的には4,000円を払う価値は大いにある。と考える。
と、言うのも画面のヌルヌルは大画面でこそ発揮される。
スマホでの120Hzは使ったことはあるがあの時の感動は忘れられない。
しかもそれが今回Xiaomi Pad 5という大画面で再現されているんだ。
スマホで120Hz使っている人も、まだ120Hz使ったこと無い人も、等しくXiaomi Pad 5はオススメ出来る。
よっしゃ!!んじゃXiaomi Pad 5ポチろ!!!
と思うのは早計過ぎる。
次の章からそれぞれの違いや魅力について語っていくから参考にして欲しい。
昔こそiPadはホームボタン、Androidのタブレットは△○□の操作が基本だったが
今ではiPadもAndroidも「下からスワイプ」でのジェスチャー操作が主流になっている。
なのでiPadとXiaomi Pad 5の操作性はほぼ同じと言える。
しかしキーボードの「ん」を打ったり荒野行動のゲーム中に間違ってホーム画面に戻るミスがあるので
iPadでは「設定」→「アクセスガイド」で
Xiaomi Pad 5では「設定」→「ホーム画面」→「システムナビゲーション」で「ボタン」を選択する事を勧める。
Xiaomi Pad 5は4つのスピーカーを搭載しているのも魅力の1つ。
4つのスピーカーから出る臨場感ある音はまさに圧巻だろう。
You TubeやNetflixなどの動画サービスが捗りそうだ。
対してiPad第9世代は下部にタイトニング端子を挟んで2つのスピーカーを搭載しているけど画面を横向きにしたら片方からしか音が聞こえ無くなってしまうのでスピーカー4つ持ちのXiaomi Pad 5には敵わない。
音の広がり方や臨場感ではXiaomi Pad 5が勝っていると言えよう。
Xiaomi Pad 5では当然Androidアプリしか使えないんだけどそれが強みと弱みの2面性を含んでいるんだ。
というのもAndroidの強みは素人が開発した犯罪スレスレのアプリもインストール出来る事にある。
俗に言う野良アプリって奴だ。
例えば、You Tubeの動画をダウンロード出来るアプリやYou Tubeプレミアムに入らずに広告をスキップ出来るアプリ、音楽を無料でダウンロード出来るアプリなど挙げればきりがない。
対してiPadではアプリに関しては厳しい規定があるので良い意味でも悪い意味でもマトモなアプリしかインストール出来ない。
逆にAndroidの弱み、というか、Android製のタブレットの弱みは動画編集や音楽制作、イラストを描いたりするクリエイティブな作業が行いづらい事。
もちろんAndroidのアプリでクリエイティブな作業が出来る物は沢山あるのだがそれはスマホのアプリとして制作されたから
100%の性能をタブレットで使えるように最適化されていない。
その点、iPadは10年以上タブレット界の重鎮として君臨してきたこともあり、クリエイティブな作業がタブレットで使いこなせるように最適化されている。
やっぱりiPadは凄い。
けどアップルペンシル15,000円以上するのは高すぎ、Xiaomi Pad 5と同時に発売された6,000円のXiaomi Smart Penを見習って欲しい所。
今回のAndroidの弱みはタブレット界にいた時間の長さが敗因なので
タブレット界にアンドレイドで殴り込みをかけたXiaomi Pad 5を筆頭にクリエイティブな作業が出来るようになることを期待している。
やはり現段階でのXiaomi Pad 5はYou TubeやNetflixなどのコンテンツ消費が1番輝ける場所だと思う。
しかし、そうは言ってもやはり世界のXiaomi、他の分野でも70点くらいの答えを出してきそうなので期待は出来る。
一方でiPadはどの分野でも80点以上の性能を叩き出してくれる優等生タブレット。
それにプラスで動画編集や楽曲作成なども出来るので子供に渡すならiPadをオススメする。
アナタの子供がiPadをキッカケで隠れた才能を発見できるかも知れない。
総評としては
・もうすでにクリエイティブな作業が出来るパソコンやタブレットを持っている人、
もしくは動画視聴媒体としての目的ならXiaomi Pad 5。
・初めてのタブレットデビューで広い分野で使いこなしたい人はiPad第9世代。
って感じ。
定価35,000円のMi 11 Lite 5Gと43,000円のXiaomi Pad 5が本来78,000円がOCNのセールなら57,000円と超激安。
買わない手は無い。
Mi 11 Lite 5Gのレビュー記事は下記。
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